うるし麗し講座〜春の入門編〜


桜が一気に開花した先週末
ずっとあたためてきたうるし講座も
ようやく開く事が叶いました。

昨年頃より、出向く先々で
「漆トークしてもらえませんか」
「輪島塗の講座やって!」という
有り難いリクエストを多々いただいており
ようやく開講の運びとなった次第です。

建築家、塗装メーカー様、出版関係
インテリア、日本画家、臨床心理士
など様々な分野でご活躍の
感性豊かな方々が集ってくださいました。



輪島塗の水指に日和桜を生けて
私物の棗は、加飾の説明でも大活躍

皆さま沈金や蒔絵にも興味深々
とても研究熱心でいらっしゃいます。


そもそも漆ってなぁに?から
輪島塗がどのように作られていくのか

輪島の塗師屋に特注で作ってもらった
工程見本をお手に取り体感していただきました。


素敵な皆さまと
笑いの絶えない楽しいひと時

お客様をおもてなしする時はいつも
香木を空薫−そらだき−してお迎えします。
準備で慌たゞしくなりがちですが
香りで心の余裕が生まれるのです。


前半はレクチャー中心に
後半はワークショップ形式で
ガラス、陶磁器、輪島塗のうつわで
能登の日本酒を飲み比べしたのですが
漆の不思議、なな不思議
お酒が本当にまろやかで柔らかな味わいに。


「とても勉強になりました」
「漆の歴史からワークショップまで、たっぷり、惜しみなく、心の込もった豊かな話をたくさん聞けて、大いに潤いました!」
「麗しい漆にたくさん触れて、楽しかったです」

などなど早速沢山のフィードバックをいただき
本当に嬉しかったです。
伝えることの大切さが身に沁みました。
ありがとうございました。

また季節に一度くらい開催しようと思います
次回は初夏でしょうか
タイミングが合いましたら、ぜひご参加ください。

新しい感性の扉がきっと開かれますよ。


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