上巳の節句
春を寿ぎ、健康と来福を願う日には
漆器の朱の中でも特に神聖といわれる
洗朱づくしの雛のテーブルでお祝い。
洗朱とは薄い朱色のことで
橙だいだい色に近い日本の伝統色
京都の鳥居などでもおなじみの色ですね。
凛と優しい色合いに心和みます。
隅切のお重にはちらし寿司を盛りました。
全ては受け継いだ大切なうるし達
福を重ねるお重、御膳、銘々皿
何年経っても愛し続けられるデザインが
漆器の素敵なところです。
古い高台皿は端がカケていたので
輪島へお直しに出したところ
新品同様に輝いて帰ってきたという感動付き
漆には古来より
邪気を祓う強いパワーがあると
信じ伝えられてきました。
まずは五節句からもっと
本物の漆器を使いたいものですね。
本堅地輪島塗
隅切二段重
完成品がひとつ輪島の工房にございます。
お見本も表参道オフィスにて内覧頂けますので
詳細はお気軽にお問い合わせくださいませ。
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