木地づくり



後々一寸も狂いのないようにと
 梅雨明けをじっと待って
丁寧に挽かれた 名人による
ぐい呑の木地がようやく完成! 


工房から届いた木地完成の写真

けやきの心地良い香りも届きました。




オーダーを入れてから

すでに2か月が経ちますが


実はその前に何年も寝かせが必要で

旅立つ日をじっと待つ荒型たちの姿





木地作りの道具ももちろん

ひとつひとつが職人の手技によるもの


美しいものをつくる

道具もやはり美しい。

欅(けやき)は
シンボルツリーにも好まれる
木目の美しい堅くて丈夫な木ですが


漆をたっぷり含んでくれる性質もあり

お椀や酒盃の木地の定番

そして最高級の素材でもあります。


 


見えなくなるけれど

素地こそとても大切

木の恵みを存分に感じて頂けますように。



完成まで半年はかかると

申し上げる度いつも
「どうしてそんなに時間がかかるの?」

と驚かれます。



日本の伝統工芸の中でも

最高に手間ひまがかかっている

輪島塗の手仕事には

堅牢優美に作り上げる為の

受け継がれてきた伝統があります。



24の工程と120以上の手間をもつ輪島塗

おおまかに12回ほどにわけて

工房にて現在進行形の

酒盃たちの生み出されていく姿を

新しい試みとして

リアルタイムでお届けしてまいります。


お付き合いいただけたら幸いです。



YUI JAPAN

うるしのある 麗しいくらし

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