漆を楽しむ水無月の夕べ
雨に濡れた紫陽花が目に麗しい頃
料亭よし邑でのイベントが
大盛況にて無事終了いたしました。
和食のスターシェフ冨澤浩一料理長のお料理に
青森の銘酒、桃川酒造の限定日本酒をペアリング。
私は漆でコラボレーションさせて頂きました。
美食と美酒と輪島塗、最高峰の饗宴です。
お食事の前に漆のミニレクチャーで学びの時間
そして、ガラスと漆の酒盃で飲み比べ。
日本酒好きなお客様が多く、皆さま口を揃えて
「お酒がまろやかになる」と。
「温度感が絶妙、場と一体温感のよう」
「口あたりが最高ですね!」
「日本の器-Japan-で飲む日本酒は格別」
「漆の肌触り、口当たりの良さ、そしてその場を贅沢な気分に瞬時に変えてくれる魔法のような魅力を、あらためて再認識させられた宵でした。蒔絵の美しさにもうっとりいたしました。」
など、嬉しいお声をたくさんいただきました。
漆の酒器、中でも輪島塗で飲むと
不思議なほど円やかな味わいなのですが
他の素材と比べる事で、一層違いが際立つのです。
漆器の良さはやはり「体感」していただくのが
一番なのですね。
一千坪の敷地に広がる日本庭園
小坂竜氏デザインのシックな空間
偶然にも会場には巨匠・角偉三郎氏の
大きな漆のへぎ板が飾られていました。
よし邑のロゴも中根の家紋と同じでびっくり
まさに偶然は必然なのですね。
漆は強力な接着剤、素敵なご縁もくっつけてくれるのです。
このような素敵な場で素敵な皆さまへ
アウトプットさせていただける事に
感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も益々精進するべく
良質なインプットを重ねたいと思います。
一日女将としてお客様と交流させていただきながら
やはり私は人と接するのが好きなのだなぁとしみじみ再確認
ぼんやりとですが
また新たな夢が膨らむ、心に残る夕べでした。
漆と輪島塗のミニレクチャー
冨澤浩一総料理長によるご挨拶とお料理の説明
主催の物造り応援団 森島康史様によるご挨拶
元マキシム ド パリ 総支配人
田中保範様より乾杯の音頭
青森より、桃川酒造の藤井勝則さまと
多才な唎酒師 久保田結様による日本酒クイズ
お名前がユイジャパンの結と同じという
これもまた素敵な偶然です。
最後に皆さまと記念撮影!
ご参会いただき本当にありがとうございました。
またお目もじ叶います日を楽しみにしております。
よし邑ホームページ☆
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